2024年のJP_Stripesセッション振り返り(アーカイブありセッションベース)

2024年も残すところあと1ヶ月となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年より本格稼働を始めたJP_Stripes Webサイトの運用管理をやっているStripeの岡本です。「Stripe / JP_Stripes Advent Calendar 2024」1日目は、2024年に開催されたJP_Stripesイベントを、YouTubeに公開されている動画をベースに振り返りたいと思います。

2024年のイベント開催実績

  • 通算開催回数: 16回(オンライン / ハイブリッド開催は2回)
  • 開催都市数: 7都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・金沢・会津若松)
  • 累計登壇者: 40名(複数回登壇された方は、1名でカウント)

2024年は新型コロナによる外出自粛期間以降では過去最多の16回イベントを開催することができました。そのほとんどが各都市現地で開催するオフラインイベントで、オンライン・ハイブリッド開催となった2回については台風の影響によるものでした。月に1回以上イベントを開催しているペースで、毎月3人以上の事例セッションが出てきているというとてもハイペースな結果となり、みなさまのコミュニティへの参加にとても感謝しております。

中でも複数回登壇して頂いた以下の方々には、重ねて感謝を申し上げたいと思います。登壇して頂いた後、どのような変化があったかの紹介や、複数のプロジェクトでの経験の紹介、長年の運用経験に基づいたTipsなど、さまざまな形でご登壇いただき、本当にありがとうございます。

  • 兵頭さん
  • 小室さん
  • 金春さん
  • 亀田さん
  • 伊藤さん

YouTubeアーカイブのView数から、注目度の高かったセッションを振り返る

2024年の新しい取り組みとして、YouTubeへのセッションアーカイブ公開があります。ご登壇頂いたみなさまの経験談やナレッジをより多くの方が参考にできるようにするため、そしてJP_Stripesコミュニティの雰囲気を伝えるために、東京運営メンバーの友田さんと岡本で収録と公開を始めています。

https://www.youtube.com/@jp_stripes/videos

今年録画・公開したセッションのうち、YouTubeでのView数の高いセッションを3本紹介したいと思います。

Next.jsでStripe Identityによる本人確認を実装した話 – JP_Stripes金沢

10月に公開した動画ながらもView数がTOP3に入ったのはこのセッションでした。金沢・福井エリアのフリーランスエンジニアである栗原さんによる、Next.jsを使ったStripe Identity実装に関するセッションです。セッションの中では、Next.jsを使った実装方法を紹介するだけでなく、Stripe Identityのテストモードを開くQRコードを画面に投影し、会場の参加者と共に実際にeKYCのフローを体験してみる時間などもありました。

0から数億円取引されるサービスを作るまでの道のり 〜Stripe事例を添えて  – JP_Stripes大阪

続いてTOP3に入ったセッションは、大阪の兵頭さんによるセッションです。こちらはLINE公式アカウントとStripeを組み合わせたサービスやプラットフォームを複数開発・運用された経験を20分で紹介されたセッションでした。どのような考え方でサービスの開発に挑戦されたかや、Stripe / LINEなどを組み合わせた開発に対する可能性など、個人開発やスタートアップに興味のある方も参考となるセッションです。

Stripeの中の人が明かす、決済パフォーマンスを向上させるヒントとコツ – JP_Stripes東京

最後のセッションはStripeのSA(ソリューションアーキテクト)によるセッションです。 2024年はProduct Marketingやソリューションアーキテクトなど、Stripeからも幅広い職種の登壇者がでてきました。このセッションでは、クレジットカードの決済処理プロセスにおいて、Stripeがユーザーの売上・収益率を高めるためにどのような取り組みを行なっているかを、「決済パフォーマンス」というキーワードに沿って紹介しています。クレジットカードの決済処理1つみても、さまざまな改善点やカゴ落ちポイントがあることなどが伺える、ECサイト運用者必見のDeep Diveセッションです。

2025年に向けて・・・

本記事の公開時点(12/1)では、まだ2024年最後のイベントが残っています。

https://jpstripes.connpass.com/event/336684/

2024年最後のイベントのため、サムソナイトジャパンやChargeSPOTを提供するINFORICH Incなど、知名度の高いユーザー事例セッションや、StripeのソリューションアーキテクトによるDeep Diveセッションなど、技術面ビジネス面両方から楽しめる内容を用意しています。

まだまだ参加登録者を募集中ですので、1年を締めるイベントの1つとして、ぜひご参加ください!

2025年はStripe Tour Tokyoでアナウンスのあったクレジットカード分割払いなど、また日本向けにローカライズされた新機能のリリースも予定されています。他にも日本各地で事例セッションやAI Agent SDKのようなユニークな機能について紹介するイベントを開きたいと思っていますので、来年もみなさまどうぞよろしくお願いいたします。


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